[読んだ] Appleのフィル・シラー、iPhone辞書アプリの検閲について語るが、もっと大きな問題には触れず
私がどうにも奇妙に感じるのは、Phil Schillerがこれだけ長々とした説明をしながら、App Storeにまつわる他の無数の問題について〈一切〉言及していないことだ(Gruberがレターのその部分を除いている可能性はあるが、そうは見えない)。Google Voiceでの失態についても、開発者に対するApp Store担当者のサポートのひどさも、一貫性のない不透明な承認ポリシーにも触れていない。継続中の問題に関して、Schillerが唯一ほのめかしたのは、この最後の段落だけであった。
Appleのゴールはこれまでと変わらず、お客様や開発者と一体になって、iPhone、iPod touchの革新的なアプリケーションプラットホームを作り上げ、多くの開発者たちがiPhone App Storeのためにすばらしいソフトウェアを作れるよう、お手伝いすることです。このゴールを達成するうえで、完璧でないこともあるでしょうが、われわれは常に誠心誠意を持って取り組み、万が一間違った時には、そこから学び取り、迅速に改善していく所存です。
Schillerは間違いなくAppleの食物連鎖のかなり高いところにいるが、それでも彼にはどうしようもない部分があることがわかる。そしてこのGruber宛のレターは、何ヵ月にもわたってほぼ沈黙を続けてきたAppleにとっては、まさしく新しい風と言える。しかし、Appleが常に誠心誠意をもって迅速な改善を望んでいる、という彼の発言はとても額面通りには受け取れない。これまでAppleが、一連の問題に関して長い間黙ったままであったことを考えると、相次ぐマスコミでの悪評が、去ることのない荒れ狂う嵐を呼んだ結果、ようやく公式に対応を始めたと考えるに難くない。Appleが舞台裏で本当に必死で働いてきたのだとしても不思議ではないが、たとえそうだったとしても目に見える成果は何もない。
仰るとおり。
